まずバレエと聞いて思い浮かぶものはトウシューズでしょうか？

　モダンバレエとは、昔からの決まった踊りを踊るのではなく、トウシューズを履かずにノビノビと感情を踊りに表現できるものです。その年代、クラスの雰囲気によって先生が曲を選び、振りをつけていくので、一人一人の個性を輝かせられる、その子に合った踊りを作ることができるのです！

～ステップ　アップ　ジャーンプ！！～

　バレエをはじめていきなり素敵に踊れるように！！……なんてなる訳ありません。まずは、クラシックバレエの基礎からゆっくり学んでいきます。

　年齢に合わせて基礎やテクニックは難しくなっていきますが、できない事が、できるようになった時の達成感を、たくさん味わうことができます。

　踊りの曲は歌詞のあるもの、童謡などリズムも、歌も子供に分かりやすく、親しみやすいものを選んでいます。少し大きくなると、テンポの早い曲や、「笑う」、「怒る」、「泣く」などの表現が必要な踊りに変化していきます。

そして、得意、不得意織り交ぜいろんなジャンルの踊りを踊ることで、今まで知らなかった自分の可能性を広げていくことができます。「この子は元気すぎて優雅になんて無理。」　「私は感情を出すなんてできない。」　「僕は体が硬いから踊れない。」　そんな風に決めつけないでください。

　誰にでも輝けるところが必ずあるんです。それを見つけていくことが指導者、私たちの楽しみでもあります。